FX会社の選び方の基準
- 金先物取引業者に登録している会社であることが大事です。なぜなら、金融先物取引業者は改正金先物取引法で事業所の登録を義務付けられています。
- 運営基盤がしっかりしているFX会社を選ぶことです。財務内容や会社の沿革などを基準に判断します。たとえば、上場している会社は財務諸表を公開しています。そのため信用力を確認できます。
- 分別管理を行っているかということも重要となります。顧客から預かった資産を別の銀行口座で保管しているFX会社は分別管理をしている会社ということになります。近年さらに進んで、顧客資産保護のために、信託保全を導入している会社も多くでてきました。なぜ、分別管理を行うかの理由は明確で、もし、FX会社が倒産しても信託保全を導入している会社であれば、顧客の資は信託先から確実に戻ってきます。
- 強引な電話勧誘や訪問などを行っているFX会社に要注意です。相手を惑わすような口調で話してくるような強引な勧誘をしてくるFX会社は悪質なFX会社ではないかと疑いをかけるべきでしょう。
- 「2Wayプラス」を表示している会社を選びましょう
bit(売り)とask(買い)が同時に表示されている会社のレートが透明であることの証拠になります。どちらか一方の表示ではスプレッドが確認できません。そのため、FX会社がコストを上乗せしている可能性があります。
- 速やかに出金してくれるかということも重要です。出金とは、顧客が利益を確定し、要請した場合にFX会社がすみやかに口座にお金を振り込むことです。顧客からの要請をすぐに受け入れてくれないF会社は悪質業者の可能性があります。
見落とせない取引コスト
A社とB社の取引コストを比較してみましょう。1ドル=93円の時に1万米ドルを買って10日後に売却したとします。
A社・B社ともに、手数料は無料です。スプレッドがA社は3銭、B社は10銭です。FXで取引を行う場合もっとも重要なコストが売値と買値の差「スプレッド」です。A社のスプレッドは3銭なので、取引コストは300円ということになります。93.00円で買った1万ドルは、92.07円で売却することになります。B社のスプレッドは10銭なので、取引コストは1000円です。93.00円で買った1万ドルは、92.00円で売却となります。結果的に手数料が無料といってもスプレッドの開きで取引コストは大きく変わります。A社よりもB社で取引を行えば700円のコスト高となることがわかります。
会社によって違うスワップポイント
スプレッド同様に注目する点がスワップポイントです。ポジションを保有する期間が長くなればスワップポイントは、運用結果に大きく影響を与えます。A社のスワップポイントは、1日平均150円です。100日後に決済した場合、貯まったスワップポイントは15000円です。B社のスワップポイントは1日平均139円です。同じく100日後に決済した場合、13900円になりました。よって、A社の方が長期保有に適したFX会社ということになります。
FX会社を選ぶときは、為替手数料、スプレッド、スワップポイントを総合的に含めて検討しましょう。