【米国の景気】雇用統計に注目する

為替取引で取引量の多い「米ドル/円」の取引でマーケットの参加者が注目する点は、米国の経済指標です。その中でも注目されている指標が月に1度発表される雇用統計です。雇用統計は米国の経済状態を判断する材料として注目を集めます。米国の雇用統計は、10数項目で構成され、労働省が先月分を当月第一金曜日のニューヨーク時間AM8:30に発表しています。雇用統計の項目の中で市場に影響を及ぼす可能性があるのが、非農業者数と失業率です。市場への影響は、実際の数値ではなく予想との差が重視される点に注意します。ドル高基調要因となるのは、非農業者数が予測を超え増えた場合です。また、雇用統計と一緒に注目される点が、消費の動向であり、米国の景気を予測する上で重要となります。それは、米国が消費大国であることを背景に、雇用の動きが消費に強く影響し、消費の指標のなかでも小売売り高の伸び率が事前の予想より高い時がドル買いの傾向にあります。近年米国は「双子の赤字」が懸念されていることから、商務省が発表する月次の貿易収支がs上の関心を集め、予想する赤字が少ない時、ドル高の要因となる可能性があります。

為替相場に影響を与える要人や連邦公開市場委員会の発言

金融政策をリードする連邦公開市場委員会や、政府要人の発言も為替レートを動かす大きな要因となります。2007年5月16日にドルが上昇しました。この背景にある要因は、米住宅着工件数の予想が大きく上回ったことです。6月17日には、政策金利の発表があり政策金利を0.50%に居定まらせたためにドル買いが進みました。6月13日は、米小売売り高の予想を上回り、米国の経済が底堅い動きと確認されさらにドルが上昇しました。同28日今後のインフレ対策について継続的な警戒姿勢を示したことや、連邦公開市場委員会で政策金利が5.25%に据え置かれ、ドル買いの傾向を辿っていました。このように、指標を受けた要人の発言にも関心を持ち注意を促すことが必要となります。

ローソク足とは・・・

代表的なチャートいいえば、ローソク足です。値動きの姿がローソクの形に似ていることからローソク足と呼ばれています。4本値と言われるローソク足を書くのに必要な「始値」「終値」「高値」「安値」があります。為替取引では、1日の値動きを対象とする場合、ウェリントン市場の始まりからニューヨーク市場の終わりまでを1日とするか、または、東京市場が開いている9時から17時を1日とするどちらかです。長方形の白(=陽線)は、始値より終値が高い場合、黒(=陰線)は、その逆です。高値と安値は細い線で結び、長方形から上に突き出た線を「上ひげ」と呼び、下に突き出た線を「下ひげ」と呼びます。1日は日足、1週間は週足、1ヶ月は月足と対象とする期間で呼び名が違います。ローソク足の見方ですが、陽線と陰線の長さは、勢力の程度を表し、売り勢力より買い勢力が強い場合が陽線、買い勢力より売り勢力が強い場合が陰線で表します。

相場が反転する時に現れることが多い現象は、始値と終値が同じ値段の場合で、この場合を同事線と呼びます。また安値圏の長い下ひげは相場が反発する暗示、高値圏の長い上ひげは相場の反落を暗示していると言われています。

全体の流れをつかむ「移動平均線」

移動平均線とは、ローソク足と同じように多くの投資家が使います。常に変動する為替相場は、突然に発生した材料によって一時的に急騰・急落ということが起こります。移動平均線は、このような一時的な急騰・急落を除き全体の流れを掴む方法です。移動平均線の種類は、~25日までを「短期」、~100日までを「中期」、100日以上~を「長期」とし、例えば10日間の移動平均を算出するときは、過去10日間のレートを足して10で割ります。毎日の値動きを示す「日々線」に対して、どのようなトレンドを描いているかを見ることに重点を置くのがポイントです。

逆張りを示す「ストキャスティクス」

今の値段を過去一定期間の値動きを比較し、高いか安いかを判断します。相場の「買われすぎ」「売られすぎ」を示す逆張りの指標をストキャスティクスといい、「%K」「%D」「%SD」を組み合わせて構成します。「%K」「%D」で構成される「ファスト・ストキャスティクス」は、「%K」が「%D」を上回ったら買い、逆に%K」が「%D」を下回ったら売りと考えます。「%D」「%SD」で構成される「スロー・ストキャスティクス」は、「%D」が「%SD」を上に抜いたら買い、逆に「%D」が「%SD」を下回ったら売りとしています。「ファスト・ストキャスティクス」と「スロー・ストキャスティクス」のほかに「ボリンジャーバンド」という統計学の手法を用いたチャートで、移動平均線を中心と考え上下に幅(バンド)をつける逆張りの指標があります。この手法の第一人者のボリンジャー氏は、移動平均線から±2だけ線を描き、上の線に達した時が売り、下の線に達した時は買い、値段が上下の幅を超えた場合は異常値と判断します。逆張り系の指標の注意すべき点として、上昇・下降が長期にわたり続くトレンドの相場には弱いといことです。

順張りの指標「一目均衡表」

相場のトレンドに沿って売買を行う順張りの指標を、一目均衡表といいます。ローソク足のほかに5本の補助線を描きます。

①「基準線」は、トレンドを表し、②「転換線」は短いトレンドの転換を表します。

③「先行スパン1」と④「先行スパン2」に挟まれたところを雲と呼んでます。雲より上に上がった価格が、下値支持帯と考え、雲より下にあれば上値抵抗帯と考えます。

⑤その日の終値を26日遅らせた線が、⑤「遅行スパン」です。基準線を転換線が下から上に抜けた時が買い時、その逆に上から下に抜けた時は売り時となります。

テクニカル指標を使う場合に注意する点は、あくまでもひとつの目安であるということですから、ひとつの指標だけに過信していますことはもっとも危険です。逆張りと順張りの指標を合わせ、総合的に判断をするようにしましょう。

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